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甲南大生痴漢でっち上げ事件の巻

公開日:  最終更新日:2017/10/22

近年、痴漢冤罪事件が社会問題となっている。しかし、その中には示談金を搾取する目的で痴漢をでっちあげる場合も多いようだ。そんな痴漢でっちあげ事件の1つで有名なのが、2008年に大阪で起きた甲南大生痴漢でっちあげ事件だろう。

示談金目的で企てられた痴漢でっちあげ

大阪市営地下鉄御堂筋線

その事件は、2008年2月1日の午後8時半頃、会社や学校から帰宅する乗客で満員の大阪市営地下鉄御堂筋線の車内で発生した。大阪市内の会社から帰宅途中だったAさんは、突然見知らぬ女性(坂本真理子:仮名)から『触りましたよね!!』と叫ばれたかと思うと、泣きながらしゃがみ込まれた。

全く身に覚えがなく動揺してしまうAさん。すると、近くからオウム返しのように『触りましたよね!!』と連呼しながら若い男が近寄ってきた。彼の名は、時田文夫(仮名)。甲南大学の法学部に通う大学生である。実は、これが交際中の時田と坂本が共謀した示談金目的の痴漢でっちあげだったのだ。

Aさんは、自らの潔白を証明するために天王寺駅で降りて駅員を呼んだ。しかし、その意図とは反対に駅員が通報して駆けつけた警察官によって、痴漢の現行犯で逮捕されてしまう。痴漢行為など全くやっていない無実のAさんにとって、それは悲劇の始まりであった。

警察に身柄を拘束されて留置場に・・・

時田と坂本は、大阪のミナミの繁華街で知り合って深い仲になった。時田は、自分が将来総理大臣になるために多額の金が必要だ、などと言って坂本に示談金搾取を持ちかけたという。恋は盲目とよく言ったものである。普通の人間なら、こんな幼稚な人間の言うことなど信じないだろうに・・・。

実際のところ、時田にとってAさんが自ら駅員を呼んでしまったことは誤算だった。警察に通報すると脅迫して金を奪い取るつもりだったからである。しかし、警察沙汰になってしまった以上、坂本に被害届を提出させた上、時田自身も目撃者として警察の事情聴取に応じることになった。

自分が無実にもかかわらず、警察に身柄を拘束されて留置場に入れらてしまったAさん。留置場では、すでに犯罪者のように名前でなく番号で呼ばれたと言う。今後の自分の将来を悲観して、どれだけ絶望的な気持ちになっただろうか?その心情を察すると余りあるものがある。

意外な結末を迎えた痴漢でっちあげ事件

示談金を搾取するにあたり、少し煩雑になってしまったものの、そこは法学部の大学生である。持っている知識で最終的には奪い取ってやろうと画策していたに違いない。しかし、事件発生後から6日後に事態が意外な方向に動き出す。

良心の呵責に苛まれた上の決断だったのだろうか?何と坂本が阿倍野署に「時田から痴漢事件を装って、示談金を脅し盗ろうと持ち掛けられた。」と自首してきたのである。さすがの時田も自分が手懐けていた女から裏切られるとは、夢にも思わなかっただろう。

2008年3月18日、時田文夫は、虚偽告訴などの容疑で逮捕された。また、通学していた甲南大学も退学処分となり、同年9月24日に大阪地裁で開かれた公判では、懲役5年6ヶ月の実刑判決を受けることになった。一方、坂本に対しては、懲役3年執行猶予5年の判決が下りている。

無実の罪を認めなければならない理不尽

坂田の良心に呵責により事件が解決したように思われている。しかし、実際のところ、警察から執拗に繊維鑑定を迫られていたことが自首する動機となったらしい。また、この2人は、この事件の他にも出会い系サイトなどを利用して3件の強盗未遂事件を起こしていたことが分かっている。

もしも坂田が自首していなければ、Aさんは前科者となって莫大な慰謝料をふんだくられた上、会社も解雇されていたはずだ。また、予定していた愛娘の縁談も破談になっていただろう。時田や坂田にとって金が欲しいという短絡的な動機かもしれないが、被害に遭う立場の人間はたまったものではない。

痴漢冤罪事件の頻発によって、警察も慎重に捜査を進めるようになってきているようだ。しかし、一旦警察に身柄を拘束されてしまえば、無実の罪を認めるという選択肢しか残っていないのが現実だ。そんな理不尽につけ込もうとする痴漢でっちあげに対して、今後厳罰化を望みたいものである。

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